塗装工事

2016.11.21カテゴリー : 日記

先週より、お施主様宅の塗装工事を入らせて頂いております☆

破風板・軒天の塗装工事なんですが、当初購入したばかり(住み始めて２～３年前くらいとおっしゃっておられました)はリフォームをしてきれいな状態で購入したそうなのですが、すぐに雨漏れがあったようです。その時は当時の不動産業者様より、屋根の吹き替えまで施工していただいたようですが、今度は破風・軒天の塗装がすぐにめくれてきたようです。しばらく放っておいたようですが、やはり気になるので塗装工事を考えられたようです。

相談があった際には、このような状態でした…

原因は、塗装前に行う“下地処理不足”です。つまり、１、高圧洗浄。２、シーラー塗装の２工程が抜けている状態です。さらに、通常、壁と軒天の取り合いなどにコーキングを施工する場合、塗装する箇所がある際には先にコーキングを施工して、その上から塗装をするのですが、施工順序が逆になっていたことが原因でコーキングが高圧洗浄の際、すべてはがれてしまいました。それは、くっついていない表面の塗装にコーキングが付着していたためです。下地にしっかり付着していない状態にいくら良い塗料やコーキングを施しても、保てるわけがありません。正直、驚きました…。

高圧洗浄で、今見えている塗料をすべて洗い飛ばして、今週はまず、コーキングを施工します。そして、そのあとに破風板・軒天の塗装を施工します。これで一安心です♪あとは、天気の状況をみながら工程を組んでいかなければ…。