現在着工しているお施主様宅で、造成工事中の現場状況をアップします☆

現在、地盤高が低い土地を写真の手前のコンクリートの高さまで盛土して住宅を建てる工事の第一段階です。埋めているのは、“岩砕”と言われる、文字の通り岩を砕いた砕石を少しずつ埋めては転圧し、また少し埋めては転圧し…という工事を繰り返し行い強固な地盤を造って行きます。昔の造成工事は、このような“岩砕”を使わず、山の土や石などを使って埋めているところがほとんどだったようです。今では耐震に対する意識も高まっている為、造成に使用する材料や工法に興味がある方が多いですが、やはり昔の造成地(すべてではありませんが)で、地耐力が出なかった事や、地盤沈下が見られたりあるようです。

また、梅雨時期に土地を雨に打たせることでさらに岩の粒子同士が密になり、より強固な地盤が出来上がります☆
岩砕は透水性が非常に高く、写真でもわかるように(雨の日の次の日に撮影しました)田の部分には水が溜まってますが、岩砕で埋めてある部分は水がありません。

今年は通年より早い梅雨入りで、晴れの間を見ては造成を進めております☆完成した際には改めてアップします(^^)