» 土地・建物のお話ホッと一息・・・(株)大喜建設のスタッフブログ

2016.04.27カテゴリー : 日記

土地・建物のお話

先日よりしばらく続いている熊本・大分での地震で、地面からずれて建物が傾いたり、流されたり等の映像を見ました。やはり、軟弱地盤の上にある建物は、いくら建物の強度が強くても、地面から流されると意味がありません。しかし、実際に今の新築住宅では地盤調査をして地耐力を測定し、数値が低ければ地盤の補強が必要になります。地盤補強は別途費用がかかりますが、工事の内容では保険を付けることができるようですし、同時に加入される地震保険で対応ができるようです(^^)

しかし、今回の熊本のように“激甚災害”に指定された場合は、保険の対応がスムーズに進むようなのですが、今回の宮崎県延岡市の場合ですが、震度5弱を観測し、被害にあったお宅もあるんですが、現実問題、保険の適応がなかなか難しいとのお話をお聞きしました。(激甚災害地域をメインに調査・復旧を進める為のようです…)

延岡市内でも、山を切り開いて造成された土地や、谷を埋めて造成した土地などさまざまあります。“切土”で造成された土地に関しては、“岩盤”で強固な地盤の可能性が高い為安心ですが、逆に“盛土”で造成された土地は、軟弱地盤の可能性が高いです。(現に、田をそのまま埋め立てて造成され支持層が深いところでは、今回の地震で駐車場のコンクリートが割れたという話を聞きました…)

マイホーム新築に伴い、土地の購入をお考えの方はやはりプロの不動産業者様か工務店様にご相談されることをお勧めします☆弊社では、過去の山の等高線や、旧地図を参照し、土地の過去を調べてご紹介させて頂く事がほとんどですし、検討されている予定地の周辺データの調査を行った後に、進めて行きます。念には念、念、念…。土地の過去を調べることも大切ですね♪

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