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2019.03.09カテゴリー : 日記

解体工事がスタートしました☆

今週より、延岡市浜町にて新築工事に伴う既存家屋の解体工事がスタートしました☆

元々のお家は、奥様が小さいころに建てられたお家とお聞きし、以前に存在した牛舎の跡も少し残った造りのお家です。これから、母屋を解体し、前面道路も4m未満ということもあり、約50㎝のセットバックに伴って写真に写る道路境界のCBも解体します。

こちらのウッドフェンスは、ご主人様自ら製作されたとお聞きしておりましたので、何とか残して使いたいと考えておりましたが、ウッドフェンスの劣化も考えると、CB撤去に伴って処分することになりました。

解体工事は、まず家屋の内部・外部に使用している材料の分別から始まります。今は分別処分しなければ、廃材処分費が非常に高価になっていますので金属・セメント系・コンクリート系・木系・プラスチック系と、大まかに分けて5種類に分別します。この作業が非常に手間がかかります。

内部も、以前にリフォームさせて頂いた際に使用した厚さ30mmの杉板貼りで、表面にも大きな傷等なかったので、2枚の板を張り合わせて棚板として再利用予定しております。

内部はこのように、基礎以外、木材むき出しの状態にし、機械で木部を解体するという流れになります。

住宅部と倉庫増築部の取り合い部分の写真なのですが、昔の大工さんは本当に器用だと感じました。梁や束はしろあり被害にあっていましたが、曲がりの梁と、手前の建物をきれいに繋げて作っており、さらに倉庫側の梁の上に束を建てて、住宅部の梁戸を接合しています。また、大きなサイズの筋交いも足しており全て手加工にて継手を作った大工さんの技術は非常に素晴らしいものです。

屋根はコロニアルを使用していましたので、コロニアルも1枚1枚剥ぎ取り、分別。そして、下地のルーフィングも分別しました。

来週は、道路部拡張に伴う境界CBの解体と、土留めCB積み、そして道幅が広くなれば骨組みの状態の既存家屋を重機で解体し、基礎を撤去します。来週は天気が続きますので、土留めCBが施工が終わるまで、雨が降らないことを祈っています。

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