先週より、工事に入らせて頂いた工事がようやく無事に1件完了しました☆

こちらは、高さが約2.5ｍある擁壁が傾いている状態ですが、原因は雨により擁壁裏の地盤が水に流されて隙間が空いた状態が長く続いた結果、擁壁が割れてしまったようです。

調度擁壁の亀裂が入った箇所を上から撮影してみると、少しわかりにくいですが土が流れて地盤が下がっています。

まずは、撤去する擁壁表面にカッターを入れてはつりの目印を付けます。そしてコンクリート擁壁の撤去作業に入ります。

上から見るとぞっとしますが、ほぼ土がない状態でした…”(-“”-)”

撤去が終わると、既存の丈夫な箇所と新しく作る擁壁をつなぐ鉄筋アンカーを打ち込んで鉄筋を組んでいきます。

鉄筋を組んだ後は、このように型枠を組んで、上からコンクリートを流し入れます。

幅も、

鉄筋の径・ピッチも予定通り♪

がちがちに型枠を固めてからコンクリートを打設します。

コンクリート壁を作った後は、流れ落ちた土の埋め戻し作業です。

30センチ埋めては転圧、また30センチ埋めては転圧の繰り返しで当初地盤面まで土を埋め上げていきます。

ある程度上部まで上がってきたのちに、一度撤去したコンクリートブロックの復旧作業です。

コンクリートブロック復旧後にフェンスを取り付け、最後に土を埋め戻して完成です！！

外から見てもわかるように、“ジャンカ”が出ないようにコンクリート打設時にはコンクリートに振動を与えながらしっかり充填して行くことが大切です☆