» 近年の建築事情…ホッと一息・・・(株)大喜建設のスタッフブログ

2016.02.15カテゴリー : 日記

近年の建築事情…

みなさんもう動き始められた方もいらっしゃると思いますが、来年2017年4月より消費税8%より10%に増税されます。前回、2014年4月に5%から8%に引き上げられた際にも、やはりマイホームの取得に向かって動かれたお客様のたくさんいらっしゃいました。その際に全国の建築業者様皆様が頭を悩まされた問題がいくつかございました。僕も実際にさまざまのところで耳にした問題点でしたので、ご紹介させて頂きます。こちらをご覧頂いたお客様の中で、増税直前でマイホームをお考えの方は前倒しで動かれることをおすすめしたいと思います。

まず1つ目に、駆け込みによる業者不足。この問題は、解決するには本当に難しい問題なんですが、全国的に受注が増え同時期に着工する為、人手不足になります。着工したいにも関わらず、なかなか着工できない…または、着工しても工程がストップしてしまうといった問題が出てきました。家を建てるにあたって作業工程の流れは大きく異なることはない為、どこの現場でも業種が重なってしまいます。結果、工期の遅れへと繋がります。

次に2つ目。これも結果工期の遅れへとつながる問題ですが、材料の納期が遅れる。という問題です。これも同じ問題なのですが、材料を発注してもあまりに数が多すぎる為に、納期に時間がかかる(材料によっても納期は様々ですが、中には納期が1か月以上遅れたという話も頻繁に聞きました)

次に3つ目。これは、通常の新築住宅等の打ち合わせではあり得ない問題ですが、契約の日程を増税前にあわてて行うことで、仕様の打ち合わせを後回しにした結果、工事を進めながらあわてて仕様を決め、結果追加金額が当初の予定金額を大幅に上回ってしまった。という事です。弊社ではありませんでしたが、とある金融機関の担当より、工事代金のお支払いの際に、当初予定して段取りしていた金額では足りず、あわてて資金計画の見直しをし、お引渡しの時期がずれてしまった。という問題があったようです。お客様と建築業者間の打ち合わせもしかり、融資を受ける際に、金融機関とお客様との打ち合わせもしかり、建築業者様も間に入り、3者共にきちんと把握していなかった事が原因だとおもいます。つなぎ融資を受けられるお客様は、決済がずれる=お客様は、どんどん金利が発生してしまいます。また、建築業者も銀行も、決済がずれる=不要な事務作業が大幅に増える。結果、ほかのお客様へも多少なりとも影響が出てしまう。という問題へと繋がります。

それだけではありませんが、あわてても良いものは手に入りません。そして結果、住み始めて不都合がたくさん出てきてしまう…とそうなる前に、ゆっくりと時間をかけて慎重に進めることが大切だと思います☆せっかくのマイホームなので、増税前までに…とお考えのお客様は、今から少しずつでも進めてみてはいかがでしょうか?マイホームをじっくり考えることで、慌てて進めるよりも得することの方が多いと思います♪

長々とありがとうございました☆

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