現在、弊社の社有物件である西小路の土地に立っている古い家屋の解体をしております♪売地として販売しますので、ご興味がある方はお気軽にお尋ねください(^^)
さて、こちらの建物は築件数が古く、基礎と屋根がコンクリートで作られており、壁はブロックを積んでいます。建物としては一見頑丈そうではありますが、実際の当時の施工状況がどれだけ現在の建築レベルと違うのかが解体してみてわかることがあります。
この写真は、解体中の建物を中から撮った写真ですが、窓の下のほうに袋のようなものが見えます。
これは建築資材の袋なんですが、おそらく現場でコンクリートを打設する際にゴミが混入したのだと思います。今の時代では考えられないことですが、家を注文されたお施主様からすれば、完成したお家はきれいですので全く分からないことですが、本当に建築の技術レベルというよりは、施工精度の低さを感じさせられました。
今度はこちらです。建物内部の壁を撮った写真ですが、ブロックを積んでいるんですが、所々に木片のようなものが見えると思います。これは、おそらく当時壁を作るための下地材としてブロックの隙間に埋められていると思うのですが、たとえばこの木材が地震などで外れてしまったら、壁は一面落ちてしまいます。
この建物が建設された頃は私は生まれていませんでしたが、建築レベルは日々上がっており日本の建築レベルは世界でもトップレベルと言われているのは、過去の教訓を真摯に受け止め、改善し続けた結果なのだ。と、自分の仕事に自信を持てました☆
自分もそうですが、建築屋さんは家造りが好きでないと本物の家造りはできないんだと改めて感じさせられた今日は9月4日。しかし、まだまだ日中は暑いですね!現場で作業されている方々は、まだまだ熱中症には十分気を付けてほしいです(- -;)