» もう10月になりました( ゚Д゚)=!!ホッと一息・・・(株)大喜建設のスタッフブログ

2019.10.05カテゴリー : 日記

もう10月になりました( ゚Д゚)=!!

早いものでもう10月になり、消費税も10%にひきあがったのですが、なかなか実感がわかず買い物をしていてもついつい8%で計算してしまっている自分がいます”(-“”-)”

久しぶりの投稿になりますが、先日住宅の空調の勉強会&体感会へ大分まで行ってきました♪

というのも、これから住宅の仕様が変わりつつあるこの時代に必要な断熱と空調に関する勉強会だったのですが、最近よくCM等でも耳にする”Z空調”というものです。

そもそも”Z空調”とは、お家の中の空調を新築時よりすべて計画し導入するもので、各部屋にエアコンが付くわけではなく、各階1か所に天井カセットエアコンを導入し、天カセよりすべての部屋へダクトで空調を配管する方法です。

外気も1か所より取り入れ、フィルターを介して天井カセットエアコンまできれいな空気を送り込み、調温された空気を強制的に床下へ排気し、床下に設置した排気専用ダクトより外へ排出されるというお家の中の空気を1年365日24時間体制で換気管理された造りです。こちらのメリットは、常に家の中を空気が流れているので、快適に過ごせ、電気代も常に起動したエアコンはそこまで経費負担にならないということのようです。

下がり壁についてあるガラリがエアコンの排出口です。こちらのお部屋によって排気量を計算したのちに配置するようになります。

こちらの床下についた黒い四角の口が室内の空気を床下へ強制排気する排気口です。ここから床下へ送られた内気が外部へ排出されるという工法になります。

もう一つのポイントはこちら↓

これは床下の基礎と土台との間の状態ですが、基礎断熱を施しているところです。通常床下に断熱材を敷き込み、室内への地面からの温度差を伝えにくくする工法なのですが、基礎断熱をすることで、外気と基礎内部の温度差をシャットダウンし、直接基礎に外気を取り入れないつくりになっています。ということは、お家全体の空気をコントロールされますので、天候や気候によるお家内部への影響がほとんどなくなるようです。

そして、1階と2階で1か所ずつ天カセエアコンがある為、各階で室温の調整が可能です。※しかしデメリットは、各階にエアコンが1台なので、各部屋で温度調整が今のところできないということでもあります。

こちらのシルバーのガラリが吸気用と排気用のガラリになります。パッと見ただけではどちらがどちらかがわかりません。

現在ZEHと呼ばれている住宅の仕様をクリアするにはこういったように全館空調システムの導入も増えてくると考えております。最初よりエアコンの導入であったり、基礎断熱採用であったりと仕様が上がる分初期投資コストも上昇してきますが、ランニングコストの大幅低減、住宅の定期メンテナンスによって住宅の寿命もどんどん伸びていくのではと考えております。また、太陽光の蓄電池の普及と、どんどん家造りに対するポイントが変わりつつあるこの時代、将来LCCM住宅が当たり前の時代になった時、住宅の仕様もどのように変化していくのか、非常に興味があります♪

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