» 2020年に向けて住宅の変化…ホッと一息・・・(株)大喜建設のスタッフブログ

2017.06.17カテゴリー : 日記

2020年に向けて住宅の変化…

ブログをご覧のお施主様・お客様はお聞きになられた方もいらっしゃると思いますが、2020年以降の新築住宅を建てるにあたり、建物の仕様がグレードアップします!

イメージとしては、従来の木造住宅で確認申請を出しても建物の許可が下りなくなります。国の製作で、各ご家庭で排出される二酸化炭素の排出量を削減しようと進めており、2030年までに1900年代と比較し、約39%の削減を目的としています。

二酸化炭素の削減の新築住宅を建てるのには何が関係があるのか?と疑問が生まれるかもしれませんが、具体的には、普段生活をしていく中で照明電気を使用し、エアコンや冷蔵庫などの家庭用家電品等も使用しますが、必ずとも何かしらのエネルギーを使用しています。省エネや再エネという言葉はよく耳にしますが、住宅に関しても省エネ・再エネを推奨していくということで、新築住宅で消費される一次エネルギー消費量の計算をし、国の基準にクリアした住宅のみ建てることができるということです。

では、一時エネルギーとは何か?ということですが、例えば、エアコンを例にあげてみます。各メーカーが発売しているエアコンには、一時エネルギー消費量というものが記載されていたり、メーカーの商品ホームページにも出てくると思います。一つだけということだけではなく、お家の大きさに対するお家全体につける冷暖房設備・換気設備・照明設備・太陽光発電設備等の一次エネルギー消費量の合計値が国の基準値以下にする必要があります。

難しい話にはなりましたが、一番わかりやすいことは、照明器具・電気温水器やエコキュートは、着工前に器具を確定する必要があります。さらには、2030年に向けて、ZEH(ゼロエネルギーハウス)というものを国が推奨していくようになっていく可能性が高いということで、よくお聞きになる「ゼロエネルギー住宅基準対応住宅」というものがまさにこのZEHです。通常の住宅と比べグレードが必然と高くなり、おのずとコストがアップします。

しかし、良いものを安く!と願うのは当たり前ですが、お家のグレードが上がるがコストをできるだけ高くならないようにする建築業者の努力がもっともっと必要になります。

日々勉強。まさにぴったり当てはまる今回の住宅事情でした(^^♪

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