先月、2/19(日)は延岡市岡富町にて地鎮祭を執り行いました!
というのも、私事ではありますが、自宅を新築することになりました。(まさか自宅を新築できるなんて夢にも思っていませんでした…。)
人生初の鍬入れの儀で、右手で持つか・左手で持つか…あれ?右足と右手を一緒に出すだったっけ?など、急にパニックになりましたが…(笑)
私が小学生の頃、実家を新築した時に大工さんの姿を見て、この建設業に進むことを決めたことを思い出し、(本当は大工さんになりたかったんですが、高所恐怖症のため、断念しました…笑)昔、父と母が新築すると決心した時はどんな心境だったんだろう?などいろいろ考えさせられました。
息子や娘たちにも四方清めに手伝ってもらい、大きくなってこの時の記憶が残ってくれるかなぁ(^^♪
今回、弊社で初のZEHに挑戦してみようということで、モデルハウス(試験体第一号の方がしっくりきますね…)として自宅の新築に至りました。しかし、マイホームをお考えの方はよく耳にしているZEH。ゼロエネルギーハウスを採択しようとすると、弊社が設計させて頂く間取りではなかなかクリアするのが難しいことが分かりました。というのも、まず開口部になる窓を大きくすればするほどクリアしにくくなるんです…”(-“”-)”そして、大空間を作れば作るほど熱損失が大きくなるので、吹抜けを減らした方がクリアしやすい。玄関土間や勝手口の部分には基礎断熱が必要。など、これまで作らせて頂いたお家の常識ではまずクリアしないのが分かりました。そして、窓を減らす→アルミサッシが減る→コスト削減になる(?) 実はコスト削減にはならず、サッシのグレードアップが必須なため、コストはアップします。もちろん、壁・天井・床の断熱に関しては高気密高断熱仕様のものを採択する必要があります。そして、太陽光発電+蓄電池を採択することでようやくZEHの数値クリア指針が見えてきました(*´▽`*)
つまり、高性能のお家を建てようとすると、窓を減らして断熱を高め、再生エネルギーを豊富に活用する。そして、家を見える形で評価する性能評価を併用して実施すると、家自体のステータスが見える形で残るようになります。
将来、中古住宅の売買にも影響が出てくる事案で、①評価証の有無で建物の価格に差が出る。②ランクごとに建物の金額試算が明確になる。(これまでわかりずらかった建物の価格設定がより具体化する)③中古住宅市場の価格が底上げされる。など、様々な影響が考えられます。
着工して、完成するまでまだもうしばらくかかりますが、もし建物の事で興味がある方は、着工中もご覧できるよう勧めていく予定ですので、弊社までお気軽にお問い合わせください(^^♪
4月下旬~5月上旬頃に餅撒きも考えているので、ぜひ遊びにいらして下さい(^^)/