新築して長い年数が経つとまず気になる箇所の一つが
「屋根」ですね。現在はあまり使用しませんが、以前は
セメント瓦造りの屋根が多く、10年から20年経つと表面
の塗料が劣化してそれを保護するために塗替えを行う
ことが多々あります。
今回のお施主様は2回ほど塗り替えたものの、雨漏りが
止まらずに屋根の葺き替えをご希望されました。
(施工前)
屋根をふき替える場合、元の勾配やどんな瓦が乗っているかに
よって次のご提案内容や費用が大きく変化します。
そんな中で最もコストを抑え、また家に乗っている荷重を大幅に
減らすご提案をさせていただきました。
(既存屋根 撤去状況)
(太陽熱温水器 下地補強状況)
(屋根瓦・瓦桟撤去完了)
(ルーフィング施工状況)
※以前のルーフィングも防水機能はあるので敢えて残します。
(軒板金状況)
(アスファルトシングル施工状況)
(同上)
(ジョイント・釘頭シーリング施工)
(アスファルトシングル施工状況)
(同上)
※工期も非常に短く、3日あれば完全に終わります。
(完了)
施工前と比較してみると、見た目も軽く実際の荷重は
約4200kg⇒約2010kgなりました。これで大きな地震が
発生した際も家が倒壊する確率は格段に減ります。
施工コストはコロニアルと同様ですが、コロニアルの場合
屋根下地を全てコンパネ等で覆ってからでなければ割れが
発生する可能性があるので施工が出来ません。
アスファルトシングルの場合、柔軟性と追従性があるので下地は
そのままで施工できる分、コストを抑えることが出来るのです。
屋根のリフォームをお考えの方はぜひご参考に(^^)/